外国人の採用にメリットがあるかを判断する基準とは

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外国人の採用にメリットがあるかを判断する基準とは

外国人を採用することはメリットになるのか

外国人を採用することはメリットになるのか
グローバル化が進んでおり、それに対応するために外国人採用を検討している企業も多いのではないでしょうか。
しかし、これまでずっと日本人社員しか雇用していなかった企業は外国人採用は本当に会社にとってメリットがあるのか疑問に思うでしょう。
取り入れたことで逆効果になることもあります。
他社が取り入れているから自社も行おうといった理由では失敗に終わるかもしれません。
採用には莫大なお金と時間がかかります。
無駄にならないためにも、自社にとって外国人採用にメリットがあるのかどうかを判断することが大切です。
その判断基準は3つあります。
それは、海外進出、インバウンド対策、日本人とは異なる考えを得たいかどうかです。
この3つの判断基準を詳しく見ていきましょう。

3つのポイント

3つのポイント
1つ目の判断基準である海外進出については、新規、拡大の目的だけでなく、商品やサービスを他国で販売したいという考えがあるのかどうかです。
このような考えがあるんであれば、外国人採用をするメリットがあると言えます。
販売予定のある国で雇用することも可能ですが、販売するものがどういうものであるかをしっかり理解していない人が業務をすることになるため、現地で伝えたい魅力を伝えきることができません。
他国者を日本で雇用すると、商品やサービスの魅力はもちろん、日本の文化もアピールポイントとして理解してもらうことができ、現地の生活や慣習も理解しているため、営業に効果的です。
2つ目のインバウンド対策は、2020年に東京で開催されるオリンピックやパラリンピックで海外からの観光客の増加に伴い、大きなビジネスチャンスがやってきますが、それに対応していきたいのであれば大きな効果が期待できます。
特に接客部分では大きなメリットを得ることができるでしょう。
3つ目は、日本人にはない考え方を取り入れたいかどうかです。
多面的な概念を取り入れた経営をしたい会社は積極的に他国者の雇用を考えてみてもいいかもしれません。
このように3つの基準と自社の方針を照らし合わせながら、検討をしてみてはいかがでしょうか。