農業問題を解決するには外国人採用が適している理由とは

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農業問題を解決するには外国人採用が適している理由とは

なかなか解決できない問題

なかなか解決できない問題
人が生きていく中で食は不可欠です。
その食を支えてきたのは農業法人や個人農家ですが、近年、人手不足が問題視されています。
その理由は、農業従業者の高齢化です。
平均年齢が60歳を超えており、労働力と若手の人材不足によって人口減少が大きな課題となっています。
この問題を解決するために各地域や団体、農家が様々な取り組みを行っていますが、解決できていないのが現状です。
後継者がいないため、自分の代で辞めてしまおうと思っている人もいるのではないでしょうか。
若い人材を確保しなければ続けていくことができません。
しかし、簡単には後継者を見つけることはできないでしょう。
そこで、一つの解決方法があります。
それは、外国人採用をすることです。
介護業界でも積極的に外国人採用が行われていますが、農業でも適しています。

なぜ適しているのか

なぜ適しているのか
外国人採用が適している理由は、年齢が若く、真面目に取り組む人が多いからです。
技能実習生を3年間雇う際、その人材はIQテストや面談をして選ぶことになります。
そのため、優秀な人材を選ぶことができるのです。
優秀といっても、それぞれの農家で求めている人が異なるでしょう。
力作業を任せたい、細かい作業をやってほしいなど様々ですが、欲しい人材を選ぶことができるため、仕事によって適切な選択が可能です。
また、日本に働きにきている人の多くは10代後半から30代前半の若い人であり、技能実習生は仕事をしっかりやっていなければ強制帰国させられる可能性があるため真面目に働きます。
万が一、優秀だと思って雇った人の勤務態度が悪く、しっかりと仕事をしないと判断した時は、解雇して新しく他の人を呼ぶことができるため、農家に悪影響を与えることはないはずです。
基本的には3年、長くて5年間と期間が決まっていたとしても、その数年間働く人を確保できるのは大きなメリットではないでしょうか。
農林水産省のデータでは年々数が増えており、北海道では海外からの労働者を迎え入れなければ運営していくことができないとも言われているようです。
言葉の問題や育成費用がかかるなどの問題もありますが、農業を続けていくために外国人採用も検討してみてはいかがでしょうか。