外国人採用が失敗してしまう理由とは

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外国人採用が失敗してしまう理由とは

外国人採用がうまくいかない

外国人採用がうまくいかない
外国人採用を積極的に進めていても、思うような結果がでていない企業も多いのではないでしょうか。
日本人を採用する際も、優秀な人材を採用するために様々な工夫をしますが、それ以上に外国人採用は難しいものです。
内定を出した外国人が、働く意欲があり、手応えがあったのにもかかわらず内定を辞退することも少なくありません。
中には、外国人採用が失敗に終わった理由がわからないこともあるでしょう。
失敗の理由は主に3つあると考えられます。
企業の文化に問題がある場合や、外国人への接し方、企業の体制が整ってないといった問題があるかもしれません。
外国人採用を始めようと考えている企業や、失敗を経験したことがある企業は、3つの理由を知った上で取り入れることが大切です。

失敗する3つの理由とは

失敗する3つの理由とは
1つ目の理由は、採用選考に問題があることです。
採用選考の基準が明確ではないことや、選考に時間がかかりすぎていると失敗につながる可能性が高いです。
日本人の採用に関しても同じことが言えますが、選考のステップが不透明だと、自社の志望度が下がり他の企業の志望度が上がります。
また、外国人は日本の新卒採用のように複数の企業を志望して比較することがありません。
その企業が良いか悪いかを判断しているため、面接を受けている間はその企業の志望度が高いです。
応募者の熱が冷めないうちに、スムーズに選考を進めていきましょう。
2つ目の理由は、採用条件の伝え方にミスがあることです。
外国は額面の給与と手当てで条件が決まります。
企業によって、その差は大きく条件の良い企業を選ぶ傾向にあるのです。
そのため、給与と手当ては最初から明確に説明を行うのがポイントになります。
採用決定後に、給与が悪い、手当てが悪いなどの理由で辞退をするケースも少なくありません。
外国にはない手当てなどの説明は、最初から伝えておくようにしましょう。
3つ目の理由は、採用担当者の距離です。
日本人は、初対面の人と物理的、心理的に距離をつくりますが、外国人はそれが違和感となります。
外国では仕事よりの家庭やプライベートを重視する傾向があるため、仕事の話ばかりではなく、プライベートの話などで距離を縮めることができると信頼関係を築くことができるはずです。
この3つの理由を意識して採用を行ってみてはいかがでしょうか。