外国人採用でのエンジニア採用の実態について

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外国人採用でのエンジニア採用の実態について

IT業界の人手不足と外国人採用

IT業界の人手不足と外国人採用
日本のIT業界はスマートフォンやパソコンなどの普及に伴い、急成長を遂げているものの、人手不足が大きな問題になっています。
lotやブロックチェーンやAIなどの新技術が注目されているなかで、エンジニア不足は深刻な問題です。
人手不足を解消する目的で外国人採用に踏み切る企業も少なくありません。
日本では技術のない分野となるため、外国人採用をする意味は大きいでしょう。
実際に、日本で働く外国人エンジニアは5万人前後にもなります。
しかし、日本人エンジニア総数からすると外国人エンジニア数は、およそ3%と多いとは言い難いのが現状です。
これから外国人エンジニアは増加していき、日本政府としても高度人材を多数入国させる運びです。
人材会社は、エンジニア派遣の外国人を年間1000人規模で増やす狙いがあります。
外国人エンジニアの採用は、さらに活発化していくと予想されるIT業界の人手不足を解消する有力な方法なのです。
しかし、まったく問題点がないというわけでもありません。

外国人エンジニアを多くするための問題点

外国人エンジニアを多くするための問題点
外国人採用によってエンジニアの人手不足を解消することができるものの、適正な賃金を支払わないと優秀な人材が集まることはありません。
日本のレベルで給与を決めるのではなく、開発スキルで適正な給与を決める必要があります。
そのため、予想以上の高待遇を用意しないといけない場合もあるかもしれません。
また、英語でコミュニケーションを取れる人材が近くにいないと、日本の文化や国民性に興味を持ってもらえず、離職率が高くなってしまう可能性もあるでしょう。
さらに、在宅での仕事を望む外国人エンジニアも多く、柔軟は働き方に対応できるようにもしなければなりません。
外国人エンジニアにとって日本の環境が合わないと思うことは仕方ないのです。
優秀な人材であることが、高待遇を用意しないといけない理由となり、柔軟な働き方を要求されることが日本の文化や国民性では考えられないと認識してしまうのではなく、外国人エンジニアの立場に立って真摯に考え、対応することが肝心です。