新卒外国人採用に最適な時期について

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新卒外国人採用に最適な時期について

日本と海外は卒業シーズンが異なる

日本と海外は卒業シーズンが異なる
新卒外国人採用を検討している企業も多いですが、いつから開始するべきか決定できずにいることもあるのではないでしょうか。
4月になると新卒が入社をしてきて一度、採用活動が落ち着きますが、その数ヶ月後には次の年度に向けて再び動き出さなければなりません。
また、外国人採用は日本人の新卒と時期が異なります。
一般的には3月に学生生活を終えて4月から社会人となりますが、海外は3月以外であるケースが多いのです。
例えば、韓国は少し早い2月、アメリカは6月、中国は7月がシーズンとなっています。
卒業後は日本の企業で働きたいと考えている外国人も多いですが、タイミングが合わなかったりビザの問題で就職が難しいということも少なくありません。
新卒外国人採用がうまくいかないという企業は最適な時期を知った上で、取り組むことが大切です。

ベストタイミングを知ろう

ベストタイミングを知ろう
留学生は9月が卒業シーズンです。
中には3月に修了する学校もありますが、9月が一般的でしょう。
また、3月、6月、9月、12月と四半期毎に区切っている場合もあるため注意してください。
通常は春から雇用しますが、留学生を雇用させたい場合は秋が最適な時期だと言えます。
しかし、留学ビザを取得して滞在しており、企業で働くためには就労ビザへ変更しなければなりません。
その変更申請は12月から受付が開始されます。
4月から入社できる人は12月までに内定を出すと変更申請に間に合うでしょう。
9月に卒業する場合は6月から変更申請が行えるため、それまでに内定を出しておきたいものです。
日本語が話せる外国人を雇用したい場合は、日本語学校の卒業シーズンをチェックして最適な時期を決めてください。
このように、学生を終えるタイミングや就職活動のサイクルは日本人と大きく異なります。
内定を出したがビザが取得できなかったということがないように、考慮しなければなりません。
それだけでなく、住む場所を確保したり引っ越しにかかる時間を考えて内定者を人事担当者がしっかりフォローすると、内定辞退されることが減るはずです。